彼女が私に教えてくれたこと

彼女が私に教えてくれたこと20代半ば、私は同じ職場の女性を好きになりました。彼女は可愛い雰囲気の女性でしたが、気の強い一面もある子です。

なかなか話し掛けることができず一定の距離感があったのですが、私の同僚や友人達とは異なる雰囲気だったので嫌われていると感じ、告白する日が来るなんて思いもしていませんでした。

距離感が縮まったきっかけは、彼女からのメールです。「もう少しコミュニケーションを取った方が、仕事も良くなるかと思い連絡しました」という内容でした。

彼女は私との距離感が、仕事を進める上で良くない面があると考えていたようです。逆に私はそこまで考えることすらなく、幼い発想が仕事に与える影響を予測できなかった事に反省しました。

しばらくしてある大きな企画が一段落した時には、私は彼女とずいぶんと仲良くなっていました。一緒に映画を観に行ったり、食事に行ったり、彼女に対して恋心も芽生えていったのです。

お付き合いしたのは1年間で、後半は一緒に住んでいました。付き合って下さいと告白したのは私で、別れて下さいと告白したのは彼女からです。引越しの日、涙が止まらず雨が降っていたので顔を隠すことができましたが、あれ程泣いたのは初めてだったな。

当時の私は背伸びをしており、実力以上の物事に対して批評してみたり、知ったかぶりをしていました。その私の言動は、彼女に嫌な思いをさせていたのです。

別れた直後はその事実に気付くことなく、ただ彼女に対する悪い印象だけがありました。私自身の過ち気付くのに、付き合った時間と同じ時間がかかってしまいました。

彼女との恋愛は私自身を見直すきっかけになりましし、それを与えてくれた彼女に今では心から感謝しています。

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